
2024年11月、那覇市のPLATEAU(プラトー)のデータを、マインクラフト(マイクラ)のワールドにして歩きました。建物の高さはデータに近いのに、首里城のあたりだと思った場所で、自分がどこにいるのか分からなくなりました。公開した記録の日付は2024年11月26日です。一次の記録は 那覇市のデータをマインクラフトに取り込んでみた です。
これは那覇市からの制作のご依頼ではありません。クロスウェーブ側で、公開データを教育版に入れてみた観察です。ご相談をいただくときに、那覇の街の例としてお見せできるのは、この観察までです。全市が案内つきで完成した納品、という記録ではありません。

使ったのは、那覇市の2020年度データです
PLATEAUは、国土交通省が3D都市モデルを整備し、活用し、オープンデータにする取り組みです。入口は PLATEAUとは です。ゲームの部品そのものではなく、位置と属性が残る都市のデータです。
那覇市は、2020年度のデータセットが G空間情報センター で公開されています。ページの作成日は2021年7月7日、最終更新は2026年9月8日です。商用利用を含め、サイトポリシーの範囲で無償利用できる、と書かれています。利用の正は サイトポリシー です。出典の書き方は、このページに合わせています。オープンデータだから出典を省いてお渡しすることはしていません。
沖縄の全市町村に、同じ年度のデータがある、とは書いていません。宜野湾、うるま、北谷は、その都度、公開一覧で確認します。那覇市のページがあることを、県内の他の市町村の制作条件にはしていません。
屋根の形まで入る範囲は、市の一部です
同じページの整備データでは、建築物モデルはLOD1とLOD2です。LOD1の作成範囲は39.98平方キロメートル、LOD2の作成範囲は2.29平方キロメートル、とあります。LOD1は箱に近い詳細、LOD2は屋根の形が分かる詳細、という整理です。屋根まで入る範囲は、市域の一部です。
ほかに、交通(道路)のLOD1、都市計画決定情報、洪水・津波・高潮・土砂の災害リスク、地形のLOD1が並んでいます。関連データには避難施設の情報もあります。2024年11月の歩行で、これらを全部、マインクラフトの中に案内として置いた、という記録ではありません。データセットにあることと、その日のワールドで歩いて確認したことは、別です。
データの品質は、製品仕様書による(地図情報レベル2500相当)、とページにあります。1ミリ単位の実測図、という意味には扱っていません。仕様の版も更新されています。ページは、最新版データはV4、と書いています。2024年11月に歩いたファイルが、このV4そのものだとは断定しません。年度のラベルは2020年度のままです。ご依頼を受けたときは、その時点のページで、年度と仕様の版を確認しています。
教育版に入れて、首里のあたりを歩きました
2024年11月26日の記録は、那覇市のデータをマインクラフトへ入れる試みとして書いています。見えたのは、建物の形と高さの違いが、ブロックの並びになっていることでした。地元の景色なのに、自分がどこにいるのか分からず、ここは首里城かな、と探す状態になりました。
高さはデータに近い。案内にはなっていない。この差が、観察で残ったことです。建物の内部が自動でそろう、航空写真がそのまま壁になる、全市を迷わず歩ける、という完成にはなっていません。ファイルの割れ方や、1ブロックがおよそ1メートルであること、内部を空洞にする変換があることは、PLATEAUの変換と、歩ける街は別の作業 に分けています。街としての使い方の入口は、PLATEAUからマインクラフトの街を作る です。
2024年11月に歩いた場所が、LOD2の2.29平方キロメートルの中だったかどうかは、この記録だけでは特定していません。箱に見えた理由は、変換でブロックになることと、詳細の範囲が限られることと、両方があり得ます。原因を一つにはしていません。
出力は、開発元の公式ワールドではありません。PLATEAUの公式な変換事業者、国土交通省の公認、マインクラフトの公式パートナー、とも名乗っていません。
首里城の講座や、嘉手納の再現とは別の仕事です
首里城の正殿は、2019年の火災のあと、復元工事が続いています。2020年度の建物データが、火災前の正殿を残している、とは断定していません。講座は、2024年7月〜11月の全12回です。令和6年度の沖縄文化芸術の創造発信支援事業に採択された、まちづくりのプレゼンまで含む学びです。施設の復元をご依頼としてお受けした記録ではありません。2024年11月のデータの歩行と、講座の12回を、一つの納品にはしていません。
嘉手納は、さらに別です。発注者は沖縄県嘉手納町観光協会です。期間は2024年12月〜2025年2月。観光の展示と、道の駅の常設端末で開く並びにしました。入口は航空写真と現地の並びで、PLATEAUからの変換ではありません。嘉手納町役場のご依頼には置き換えていません。記録は 嘉手納町をマインクラフトで再現 です。那覇市の観察を、嘉手納のような展示の完成例としてはお見せしていません。
第7回マイクラカップで指導したチームの沖縄地区最優秀賞と、そのあとの全国大会のTBS賞は、教育の記録です。那覇市のデータを入れたワールドの受賞保証にはしていません。
那覇の街をご依頼いただくときに、こちらが伺うこと
那覇市のデータを使ったワールド制作のご相談では、2020年度のページを開いたうえで、次を伺っています。どの仕様の版を使うか。建物だけか、道路や地形も見るか。どこまで作るか。学校の授業で開くのか、道の駅のような展示の端末で開くのか。来年は誰がそのファイルを開くのか。未定のままでも、相談はお受けしています。
全市を一度にお預かりすると、試験の日が読みにくくなります。首里城のまわり、国際通りの一区画、学校から先の一本、のように、ご一緒に境界を切らせていただくことが多いです。短い区画の試作と、市域の完成は、完了の条件を分けてお見積りしています。
お渡しするときに残しているのは、起動できるワールドだけではありません。使ったデータの年度、出典の文、学校の授業で開いたのか展示の端末で開いたのかの記録です。目印になる建物と、案内の言葉は、変換のあとに足す作業です。2024年11月の観察は、この案内の前で止まっています。その日のファイルを、いまの納品としてお渡しすることはしていません。いまのページの版で、範囲を切って、案内を足す作業は、別のお見積りにしています。
室内まで、というご依頼では、図面か現地の写真を拝見できると助かります。資料が薄い室内は、正確な再現としてはお受けしていません。データセットの建物は、内部の図面ではありません。
災害のリスクのレイヤは、データセットにあります。ゲームの中の水を、洪水や津波の計算結果としてお渡しすることはしていません。避難の判断は、那覇市や沖縄県の公的な地図と、学校の避難訓練が正です。浸水のデータを教材の話題にすることはできます。予測の代わりにはしていません。
教育版で開くファイルと、Java版の変換出力が、同じ機能のまま動く保証はしていません。静岡市が複数の版で配っている案内を、那覇市のデータにそのまま当てはめることもしません。使う端末は、そのご依頼のたびに確認しています。
2020年度という名前と、ファイルの更新は別です
データセットの名前は、那覇市(2020年度)のままです。ページの更新履歴には、2021年8月7日と2022年3月31日のCityGMLの更新、2023年4月の仕様書V2、2024年3月21日のV3、2025年3月21日のV4が並んでいます。年度のラベルが古いことと、ファイルが一度も差し替わっていないことは、同じではありません。
2024年11月の歩行は、V4の追加より前です。いまご相談をいただく場合は、ページ上の最新の版を見てから、どの版を使うかを伺っています。2024年11月に開いたワールドを、2026年の最新ファイルと同じものとしてはお渡ししていません。
建物は、地域基準メッシュ(一辺約1キロメートル)で区切られています。建物以外は、一辺約10キロメートルの区画です。全市のファイルを一度に通すと、重くなり、欠けの原因も追いにくくなります。ご相談では、首里城のまわりや、通りの一区画から入らせていただくことが多いです。
変換に使った道具の版は、記録に残っていません
2024年11月26日の記録は、データを入れて歩いたところまでです。CityGMLをどの道具のどの版で、教育版のどの状態に入れたかは、その記事には書いていません。いまご依頼を受けるときは、使った道具の名前と、開いた端末を、ファイルと一緒に残すようにしています。2024年の観察を、来年の端末でも同じように開く保証にはしていません。
データセットの形式は、CityGML 2.0、3D Tiles、Shape、GeoJSONなどです。マインクラフト(Minecraft)は、CityGMLを直接開くソフトではありません。間に変換が入ります。ページは、最新データはFBXを配らず、必要な形式への変換はPLATEAU SDKを推奨する、と書いています。2024年11月の歩行が、そのSDKを使ったものだとは断定しません。
案内を足すまでが、ワールド制作です
公開した記録には、那覇市内をさまよって、ここは首里城かな、と書いた箇所があります。データの中に建物はある。名前と、入口と、次の曲がりが無い。観察で止まったのは、そこです。
ご依頼でお預かりする場合、変換のあとに足しているのは、目印の建物、歩く始点、出典の文です。2024年11月のファイルには、その案内が入っていません。観察を、展示用の完成品としてお見せすることはしていません。
国際通りや港までその日に歩いて確認した、という記録もありません。データセットに市域の建物があることと、こちらが歩いて場所を特定できた範囲は、首里城のあたりまでです。範囲を広げるご相談は、その区画を試作してから、隣へ進める形でお見積りしています。
ページは、商用利用も含めて利用できる、と書いています。条件はサイトポリシーです。2024年11月の記録は、教室のサイトで観察を公開したもので、那覇市の観光施策や、企業の広告としてお受けした仕事ではありません。品質の目安は、地図情報レベル2500相当です。建物の内部の実測図としてはお預かりしていません。
費用と、測れること
料金の数字は、ここには置いていません。個別の見積です。データが無償でも、範囲の切り出し、変換、見え方の調整、案内、使う端末での確認は、別の作業です。他の会社の参考価格を、相場にはしていません。
効果は約束しません。測るなら、起動した人数、指定した場所までたどり着けたか、出典を残したか、です。これは測定の案です。観光客が増えた、という実績には読み替えていません。2024年11月の歩行では、その人数も測っていません。
窓口は お問い合わせ・無料相談 です。サービスの入口は マインクラフトのワールド制作 です。定価の表は置いていません。教育側の入口は マインクラフトのワールド制作代行 です。講座の申込や、大会の応募フォームは、この相談の窓口ではありません。
メタバースの閲覧用の空間、Roblox(ロブロックス)のゲームは、那覇市のデータを入れたワールドの別名ではありません。起動するファイルが違います。
Web制作からSNS運用・SEOまで、エンジニアの視点で成果につながる仕組みの構築を支援します。
「何から始めたらよいか分からない」「既存サイトを改善したい」といったご相談も歓迎です。沖縄県内は対面、県外はオンラインなど、状況に合わせてお伺いします。
沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS 代表:鈴木 孝昌 (エンジニアとしての長年の現場経験・政府・官公庁案件PM・日本ソフトウェア大賞・Google/Meta本社招聘 等) 次世代のDX人材・デジタルクリエイター育成事業:沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」(宜野湾・うるま・北谷直営) 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F (c) 2012-2026 WEVA. All Rights Reserved.