
「学校でもプログラミングが始まったから、うちの子は大丈夫かな」——保護者の方の検索と、「DXと言われるが、何から手をつければいいか分からない」——宜野湾の経営者の方の検索は、見た目は別の言葉ですが、私には同じ構造に見えています。お客様や保護者が知りたいことが、届く前にバラバラになっているのです。
先日、別サイトの方で長い調査レポートを公開しました。小学校プログラミング教育の現状と課題|文部科学省・全国自治体・沖縄県(2026年版調査レポート)です。文部科学省の公表方針や、小学校プログラミングの年間実施時数(全国でおおむね5.8〜6.7時間)、GIGA端末の普及と「授業に必要な通信速度の確保」が全国でも約35.7%にとどまる件など、一次資料に照らして整理しています。沖縄県内41市町村についても、公開情報ベースで市町村ごとの取り組みを一覧化しました。
私がこの泥臭い作業を続けた理由を、率直に書きます。Google本社やMeta本社(当時Facebook)から招かれた経験や、日本ソフトウェア大賞、官公庁案件のPMとしての年月、そしてGoogle公認のAIプロフェッショナルとして学び続けている立場——これらを並べて自慢したいわけではありません。照れくささはあります。それでも、だからこそ、沖縄の現場が歯がゆいと私は感じているからです。端末はあるのに授業で使えない、PDFに情報が閉じ込められる、自治体サイトと民間店の案内がバラバラ——私は、子どものDX 教育 沖縄の話と、店舗のDX 沖縄 中小企業の話を、切り離して語りたくありません。

私が見た「情報のズレ」の話(教育と経営のあいだ)
最近、私は毎日ガリガリとコードを書く時間は、若い頃ほどではありません。全体の設計と、情報の交通整理をするプロジェクトマネージャー——それが今の仕事です。
DX 人材育成 沖縄を語るとき、私は「ツールを入れましょう」より先に、次の二つを一緒に決めたいと思っています。
- 本番の案内板——営業時間・料金・予約方法・キャンセル規定など、「いま有効な正しいお知らせ」を載せる公式のページ(URL)を、社内で一つに決めること
- 更新のルール——誰が、何曜日に、どの順番で(本番の案内板 → Instagram → Googleの会社情報 → LINE など)そろえるかを決めること
専門用語では、ページの並べ方や見出しの付け方を情報設計(IA:Information Architecture)、更新と計測まで含めた仕組みを私たちは成果を生み出す設計と呼んでいます。意味はシンプルで、「見た目をきれいにする」だけでなく、問い合わせや来店につながるまで、情報と運用をそろえることです。
教室でも会社でも、出口は同じです。お客様が探偵にならなくてよい状態にすること。それが先です。
調査で繰り返し見えたのは、次の型です。学校は年間数時間のプログラミングで、深い体験は放課後や民間に委ねられやすい。自治体はGIGA第2期の更新や校務DXを進めつつ、市町村ごとに速度と運用に差がある。民間の飲食店やサービス業は、Instagramは熱いのに、ホームページの料金表が古い——私は宜野湾市伊佐で沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTSを運営していますが、ホームページ制作 宜野湾で相談に来られる方の多くも、同型の悩みを抱えています。真志喜の飲食、大山の店舗、58号線の信号待ちでスマホを開くお客様——数十秒のあいだに「営業時間・駐車場・予約」が揃わなければ、その場で離脱しやすいのです。
中小企業と自治体に共通する三つのズレ
沖縄DX白書2026や、宜野湾DX実態レポートで私たちが整理してきた41市町村調査の知見は、民間にもそのまま当てはまります。
- 本番の案内板がチャネルごとに分かれている——ホームページ・Instagram・Googleの会社情報・LINEで、営業時間や料金が違う。更新が追いつかない画面だけが、古い情報をさらし続ける。
- SNSに確定情報まで流してしまう——ストーリーにだけ「本日限定」と書き、公式ページの料金表は去年のまま、という状態。
- 検索やAIが読み取りやすい形が後回し——よくある質問(FAQ)や、住所・営業時間を機械が理解しやすい形式(構造化データ)で書かれておらず、検索結果や要約に載りにくい。
AI 沖縄 中小企業の文脈で言うと、ChatGPTの契約だけでは足りません。AIは、バラバラの情報を自動ではそろえてくれません。「正」の一覧と、誰が更新するかが先です。
私がWebサイト制作やSNS運用代行をセットで提案するのも、ホームページとSNSと地図の情報を一本のルールでそろえるためです。表示速度については、あらかじめページを軽く配信する**静的サイト生成(SSG)**や、Astroのような構成が、スマホでの体感を安定させやすい場面があります。ただし、PageSpeedの点数を「必ず100点」とは言いません。画像の重さや埋め込み、サーバーの条件で変わります。大切なのは、再現可能な品質を、週次の更新とセットで持つことです。
私からの一行
教育のレポートは、特定の教室への入会を勧めるものではありません。政策と家庭と地域をつなぐ資料です。同じ眼で、宜野湾の経営者の方の足元を見てほしい——それが、本稿をWEBCRAFTSに書いた理由です。詳細な数値と市町村一覧は、上記レポートに任せます。ここでは、私の体感だけを置きます。
すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィールに書いてある経歴を、ここで再度飾り立てるつもりはありません。マイクラカップのTBS賞や、教室での子どもたちの表情——それらは、私にとって現場に戻る理由です。WEBCRAFTSの相談で私が最初に見るのも、デザインの好みではなく、駐車場・予約・営業時間が、どの画面で「正」になっているかです。
大きな投資より、週次の小さな決断から始まります。本番の案内板を一つ決め、表で突き合わせ、更新の曜日をカレンダーに入れる——それだけでも、電話での説明の繰り返しは減りやすいです(効果は貴社の計測で確認してください)。宜野湾でお茶でも飲みながら、表の一枚目だけ一緒に埋めてみませんか。
「何から直せばいいか分からない」というご相談も歓迎です。県内は対面、県外はオンラインなど、状況に合わせてお伺いします。
沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS
代表:鈴木 孝昌
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F